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『猫町ラプソディ』感想 その3 [book]

 
『猫町ラプソディ』みなさんの感想の続きです。写真は著者の山田稔明さんのインスタグラムから拝借しました。本に登場するポチ実です。
 
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前作では、猫のこととあわせて山田さんのミュージシャンとしての半生が描かれていたのだけど、今作では音楽にはあまり触れられず、猫一本勝負の本になっている。ポチやポチ実の仕草やご機嫌に一喜一憂する姿は、ミュージシャンというより、吉祥寺の猫好きおじさん( あ、お兄さんでしたね)といった様子で、その分、猫との暮らしの喜びや幸せがいっぱい詰まっている。ポチの最期やポチ実との奇跡的な出会いは、猫に特別な思い入れがなかった僕も涙がでるほど感動的で、猫との暮らしをよりいっそう夢見るようになった。
僕は山田さんのリズム感のある文章が好きなのだけど、リズムにのって歌うように語りかけてくる文章を読みながら、音楽にあまり触れられていなくても、音楽を感じられるのがうれしかった。読み終わった後に、山田さんのCDを聴くと、よりいっそう心に響いてきますよ。
—飯島淳彦(TRAVELER'S FACTORY)
猫には猫の数だけ物語があって、寡黙な彼らの口からは決して語られることのないそれを、観察と発見と想像によって言葉にするのが、猫の隣人である私たちの役割だと思うのです。
稀代のシンガーソングライター・山田稔明さんが「猫の人」として、この本でそれに応えてくれました! 読後、私も「猫語り」したくなってしまった。うちの猫のこと、近所の野良猫たちのこと、これまでの人生で関わってきた猫のことを。
—人気ブログ「ミルキク.net」管理人 mik
前作を補完するような形で新たに上梓された『猫町ラプソディ』を読むと、猫ネットワークで繋がるその町の温かさ、人と人、猫と猫、そして人と猫の絆の力強さに驚き、改めて感嘆する。次々と繋がっていくその輪は、間違いなく人と猫による「大家族」の物語だ。猫との共生は、はからずも新しい交流を生み出し、愛らしいラプソディ溢れる季節に移行しているのではと、改めて思わされる。どんな時代でも「家族」が一番大切だ。そう感じたのだ。
—志田十穂(DJ/雑文家)
ものごころついたときからいつも家には犬がいた。
妻の実家にも犬がいた。
娘が3歳のとき犬を飼いたいと言いだし飼いだした犬が今も家にいる。
6年前に越してきた町内にはたくさんの猫がいる。
毎朝犬の散歩をしていると、黒猫の親子、豊満な白い猫、三毛猫、何匹もの猫に会う。
猫は犬に目を剥くが犬は知らん顔だ。
きっと猫と暮らす生活をすることは無いだろう。
だけど猫と暮らした気分になれかたらもういいや、今世は。
そんなことを思いながら本を置き、犬の頭を撫でている。
愛するものと暮らす日々はかけがえがないものなんだよね、山田さん。
—庄野雄治(aalto coffee and the rooster)

 

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